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2007年6月

2007. 06. 01

蛍が生き続けるには

 6月の風物詩というと雨にぬれる紫陽花と、水辺をス~
と飛びかう蛍をおもいうかべる。

紫陽花はともかく、蛍はめっきり少なくなった。
その蛍を環境工学の立場から広めようとしている人と話
す機会があった。

 一般に、少なくなった原因として水の汚れがあげられ
ている。生涯の大半を水の中ですごす生物だからその通
りであるが、話を聞いているうちに複雑にからみ合った
環境条件があることを知った。

まずきれいな水がなくてはならない。
エサになるカワニナ(巻き貝の一種)も要る。そのカワ
ニナが増えるためのエサもまた要る。
それだけではない。コンクリ-トで護岸した岸辺では、
幼虫が土にもぐり込むことができない。岸辺の草むら
も必要だろう。農薬ももちろんダメ。

これだけ条件が求められると、残念ながら蛍が生きつづ
けられる範囲は限られてくる。でも蛍が飛びかう環境は、
人が生きるにもきっと良い環境に違いない。

  投稿者 : cotec-inc